〜小松長生監修〜
「オペラ・ミュージカル・ピアノの名曲集」
ソプラノ・バリトン２重唱とピアニスト高木裕美
５月１３日（月）〜１７日（金）、福井県内１０か所の会場での巡回公演は無事終了し、大成功をおさめました。たくさんの子供達、先生方、や保護者の皆様、そして、地域の住民の皆様に心からお礼を申し上げます。
尚、コンサートの模様は
「つれづれ日記」５月分の中で詳しくご紹介しています。
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北米ですでに数多くの教育プログラムを手がけていらっしゃる小松さんが、 近年、日本でも精力的に活動され、２１世紀に羽ばたく子供たち、そして新しいクラシック音楽ファンとの出会いを 築きあげておられます。
今年も、カナダから経験豊かなすばらしい歌手を率いての日本ツアー。 学校コンサートを中心に、普段コンサートに触れることの少ない場所への出張公演です。 コンサートは、お話しを含めて約６０分。聴衆の集中力を最優先に考え、プログラム内容も子供たちにポイントを 当てて考えられています。 私は、このような企画に参加できることを誇りに思います。 ５月、新緑の季節に、大好きなアーティストとの共演、そして、新しい出会いを楽しみしています。
【監修・芸術監督】 小松 長生
【演奏者】
バリトン トム・ゲーツ（カナダ・オペラカンパニー専属歌手）
ソプラノ クリスティン・ウォルターズ（前ニューヨーク州立大学声楽科教授）
ピアノ 高木 裕美
おはなし・指揮 小松 長生（東京フィルハーモニー交響楽団正指揮者、リヴォフ国立歌劇場客演指揮者）
【曲目予定】・・・コンサートはお話しも含め約６０分・・・
モーﾂアルト：歌劇『魔笛』より 「パパゲーノとパパゲーナの二重唱」 他 オペラの名場面
日本の歌：荒城の月，早春賦，浜辺の歌
ピアノ独奏：クシコスポスト（郵便馬車），乙女の祈り，くまんばちの飛行
ミュージカル：『オペラ座の怪人』より 他 ミュージカルの名作
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・・・コンサートの趣旨より・・・
指揮者・小松長生氏の軽妙でわかりやすい解説で、オペラやミュージカルの名場面やピアノの名曲を子供たちに楽しんでもらいます。
子供たちは第一線で活躍する国際的演奏家たちのコンサートを間近で鑑賞できます。しかも、視覚面（演技）、名曲の長さと配列などを子供たちの視点にたって工夫することにより、「ああ、楽しかった」「また観たい」というすばらしい原体験を身につけてもらうことが願いです。
クラシック音楽のすばらしさを
よりわかりやすく、そして楽しく。
「静かにしなさい。」と言われなくても、子供たちが吸い込まれるように演奏に聞き入る瞬間があります。感動を伝えることはすばらしい。特に、年少の人たちを対象にした演奏会は短時間で、変化に満ちたプログラムが必要になります。どんなに栄養価の高い食べ物も、調理方法が適していなければ幼い胃袋には負担になるだけです。音楽も同じことなのです。「訳が分からないうちにコンサートというものは終わったけど、なんだか楽しかった・・・」それでこそコンサートは成功したことになります。海外でこうしたコンサートの経験のもとに、プログラムを組みました。日本の将来のクラシック音楽ファンに出会うために、このようなコンサートを続けていきたいと思います。
小松 長生氏
