『ザ・ソナチネ』 ・・・・・ 指揮者とピアニストが奏でる楽しいコンサート
【ザ・ソナチネ 2004 報告記】
・三国公演 2004年12月23日（木・祝）午後2時開演 みくに文化未来館（福井県三国町）
◆みくに公演は、「ザ・ソナチネ in みくに」実行委員会の皆様のお力で、1年間かけて本番を迎えました。毎月1回、ソナチネ会を開き、企画内容の検討、ちらしの作成、広報活動、本番当日の仕事分担、ザ・ソナチネ倶楽部運営等、みんなで相談をしながら準備を進めてきました。もちろん私も、できる限り参加しました。また、「ザ・ソナチネ倶楽部」の発足は、ファンの方々と共に三国について知る機会であり、また、皆様がどんなコンサートを望んでいらっしゃるか知る貴重な機会でもありました。
◆コンサート数日前、チケットは完売状態で、実行委員会は本番に向けてテンションアップ！小松さんもこの日を楽しみに三国入り。そして本番スタート。今年はなんといっても《三国節》にこだわり、コンサートの中盤は三国色（いろ）。
◆ゲストの太鼓持ちあらいさんには、三国と三国節について楽しく且つ内容濃いお話しをしていただきました。また、三国節保存会の皆様にも、その本歌とお囃子、踊りをたっぷりご披露願いました。さらに、実行委員から飛び出した「三国節のピアノバージョンを聴いてみたい！」とのリクエストにお応えして、私の信頼する作曲家・後藤丹（ごとうまこと）氏に作曲をお願いしました。新潟にお住まいの先生は、三国に何度か足を運んで下さって、イメージをふくらませてくださいました。そして・・・三国の風土と歴史を思わせる心に深く響く名曲が誕生しました。
◆私は、心からこの作品を愛し、これから大切に、世界に向けて演奏をしていきたいと思っています。現代の 北前船のごとく。
♪演奏曲目
・『ソナチネアルバム』から、第７番，15番
・ベートーヴェン：交響曲第5番「運命」の冒頭部分
・ショパン：華麗なるワルツ
・シューマン：トロイメライ
・シューマン/リスト：献呈
・ショパン/別れの曲
・ジョップリン：エンターテナー
・後藤 丹：三国節幻想（三国）
・エルガー：威風堂々
*アンコール 『冬のソナタ』より「最初から今まで」，R・シュトラウス/ラデツキー行進曲
